徳ちゃんマンの冒険

本日は、普段通学中に愛読している本の紹介を、

講談社様発行、山岡荘八先生著の歴史文庫シリーズ、

です。

前々作『織田信長』全5巻、前作『豊臣秀吉』全8巻を読破し、ついに戦国に終止符を打った江戸幕府の初代将軍『徳川家康』に差し掛かったのですが、これが、

異様に長い!!

上記の難波の夢の巻が15巻目ということからも長いということがわかるのですが、これが15巻までに、

家康の父・松平広忠の時代から竹千代(家康の幼名)の誕生、
尾張織田家駿府・今川家での人質時代、瀬名との結婚、
岡崎城への帰還、信長との同盟、
三方ヶ原の戦い姉川の戦い長篠の戦い
本能寺の変小牧・長久手の戦い
小田原征伐朝鮮出兵、太閤・秀吉の死、

までを様々な人物の視点から描いており、その最終巻が26巻という超大作でして、次の巻である、

にて、ようやく前作の『豊臣秀吉』で語られていない時代に突入しました。
石田三成との駆け引きが面白いことになってきていますw


それにしても著者は、歴史書にしか残されていない事柄から、これほどまでに面白い人間ドラマを展開できるなと、感嘆する限りです。素晴らしい想像力です。

やはり、モノを創ることにおいては『想像力』こそが、重要なんでしょうね。